中国輸入のやり方を8ステップで解説|初心者の仕入れ手順・関税・代行業者の選び方

「中国から安く仕入れて日本で売る」という話は聞いたことがあっても、実際に何から手をつければいいのか分からない。中国輸入を調べ始めた方の多くが、最初にこの壁にぶつかります。
中国輸入は、仕組みそのものはシンプルです。物価差のある国から商品を仕入れ、日本国内の相場で販売する。それだけです。ただし、間に発注・決済・輸送・通関・法規制という実務が挟まるため、順番を知らないまま進めると途中で必ず止まります。
この記事では、中国輸入のやり方を準備段階から販売開始まで通しで整理しました。仕入れ先サイトの使い分け、代行業者の役割、関税と消費税の考え方、そして初心者がつまずきやすいポイントまでを一本の流れとしてまとめています。
読み終える頃には、自分が最初に何をすればいいのか、そしていくら用意すればテスト仕入れまでたどり着けるのかが具体的に見えている状態を目指します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| 中国輸入のやり方の流れは? | リサーチ→発注→代行輸入→販売が基本 | 売れる商品を調べ、中国のECサイトで発注し、代行業者を介して輸入して国内で販売する流れです。 |
| 初期費用はいくら必要? | テスト仕入れなら10万円前後から可能 | 少量のテスト仕入れなら商品代・国際送料・代行手数料で10万円前後。OEMに進むと数十万円規模になります。 |
| 中国語ができなくても始められる? | 輸入代行業者を使えば日本語で完結する | 発注・価格交渉・検品・発送を日本語対応の代行業者に任せられるため、語学力は必須条件ではありません。 |
| 関税はどう計算する? | 販売目的は商用輸入としてCIF価格に課税 | 商品代・国際送料・保険料の合計が課税価格です。個人輸入向けの優遇は販売目的には使えません。 |
この記事でわかること
- 中国輸入で利益が生まれる仕組みと、転売型とOEM型という2つのやり方の違い
- 始める前に用意すべきアカウント・口座・資金の具体的な中身
- タオバオ・1688・アリババ・アリエクスプレスの使い分けと選び方
- リサーチから販売開始までの8ステップと、各段階でかかる期間の目安
- 商用輸入の関税・消費税の考え方と、利益計算に入れ忘れやすい費用
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中国輸入とは?やり方を知る前に押さえたい仕組み
やり方の手順に入る前に、中国輸入がなぜ成立するのかを理解しておきましょう。仕組みが分かっていれば、途中で判断に迷ったときに自分で答えを出せます。ここを飛ばして手順だけをなぞると、うまくいかないときに原因が分からなくなります。
中国輸入で利益が生まれる仕組み
中国輸入は、中国の工場や卸売業者から商品を仕入れ、日本国内で販売するビジネスです。利益の源泉は、中国の製造原価と日本の小売相場の間にある価格差にあります。
たとえば中国で300円前後で調達できる生活雑貨が、日本のECサイトでは1,500円前後で売られている。この差額から国際送料、代行手数料、関税、販売手数料を差し引いた残りが利益になります。
国内のせどりが「店頭価格とネット相場の差」を取りにいくのに対し、中国輸入は製造段階に近いところから仕入れる分、原価率を大きく下げられます。これが利益率の高さにつながる理由です。
ただし、価格差が大きいということは、同じことを考える出品者も多いということです。誰でも同じ商品を仕入れられる状態のままでは、価格競争に巻き込まれます。この点は後半で詳しく扱います。
転売型とOEM型という2つのやり方
中国輸入のやり方は、大きく2種類に分かれます。どちらを選ぶかで、必要な資金も作業量も、得られる結果もまったく変わります。
- 転売型(ノーブランド品転売):中国のECサイトにある既製品をそのまま仕入れて販売する。少額から始められるが、同じ商品を扱う出品者が増えると価格競争になりやすい
- OEM型(自社ブランド販売):工場に依頼して自分のブランド商品を作る。初期費用は上がるが、価格の決定権を自分が持てるため利益率を維持しやすい
初心者がいきなりOEMから入るのは負荷が高いため、まず転売型で輸入の一連の流れを一度経験し、その後OEMに移行するという進め方が現実的です。輸入実務は一度通せば身につきます。
逆に、転売型のまま続けても収益が積み上がりにくいのも事実です。中国輸入を長く続けるつもりなら、最初から「いずれOEMに移る」という前提で商品ジャンルを選んでおくと無駄がありません。
副業として始めやすい理由と、向いていない人
中国輸入が副業として選ばれるのは、在宅で完結し、少額のテスト仕入れから始められるからです。店舗せどりのように現地に足を運ぶ必要がなく、パソコンとインターネット環境があれば作業できます。
中国語が話せなくても問題ありません。後述する輸入代行業者が、発注から価格交渉、検品、発送までを日本語で代行してくれるためです。
一方で、向いていない人もいます。在庫を持つことに強い抵抗がある人、数ヶ月単位で結果を待てない人です。中国輸入は仕入れた時点でお金が商品に変わるため、売れるまで現金が戻ってきません。
また、船便を使えば発注から到着まで数週間かかります。「今月から収入がほしい」という状況で始めると、資金と気持ちの両面で苦しくなります。時間軸を理解したうえで取り組むことが大切です。
中国輸入を始める前に用意するもの
やり方の手順に入る前段階として、準備しておくべきものを確認します。ここが揃っていないと、良い商品を見つけても発注に進めません。準備自体は数日あれば完了します。
アカウントと口座まわりの準備
まず必要になるのが、販売先のアカウントです。Amazonで販売するなら出品用アカウントを開設します。月間の販売数が一定を超えるなら大口出品を選ぶほうが手数料面で有利になります。
次に、仕入れ先となる中国ECサイトのアカウントです。タオバオや1688は中国国内向けのため、決済に中国の電子マネーが必要になります。代行業者を使う場合は、業者側のアカウントで発注してもらえるので自分で開設しなくても進められます。
あわせて、物販専用の銀行口座とクレジットカードを分けておくことを強くおすすめします。仕入れと生活費が同じ口座に混ざると、いくら利益が出ているのか把握できなくなり、確定申告時にも手間がかかります。
さらに、継続的に販売するなら開業届の提出も検討しましょう。中古品を扱わない新品輸入であれば古物商許可は不要ですが、扱う商材によって必要な許認可が変わるため、事前に確認しておくと安心です。
資金はいくら必要か
中国輸入は、資金額によって取れる戦略が変わります。目安として、テスト仕入れなら10万円前後、本格的に在庫を回すなら30万円以上を見ておくと動きやすくなります。
テスト仕入れの内訳は、商品代金が数万円、国際送料が1万円前後、代行手数料が商品代の数パーセント、そこに関税と消費税が加わる形です。少量であれば送料の比率が高くなる点に注意してください。
OEMに進む場合は桁が変わります。工場にはMOQ(最小発注数量)があり、数十個から数百個単位での発注になるためです。原価800円の商品を200個発注すれば、それだけで16万円が必要になります。
重要なのは、手元資金を全額仕入れに使わないことです。売れ行きが良かったときの追加発注や、不良品が出たときの対応に備えて、資金の一部は必ず残しておきましょう。
リサーチツールと作業環境
商品リサーチは、感覚ではなくデータで判断する作業です。Amazonの売れ筋を調べるリサーチツールを使うと、月間の推定販売数や価格推移、レビュー数の伸びを数字で確認できます。
無料でできる範囲もあります。Amazonのランキングやレビュー日付から需要を推測する方法、1688で画像検索をかけて原価を調べる方法などは、ツールなしでも実行可能です。
作業環境については、ブラウザのタブを複数開いて比較する場面が多いため、処理速度に余裕のあるパソコンがあると効率が上がります。スマートフォンだけで完結させるのは、リサーチ精度の面で難しいのが実情です。
準備段階でつまずかないために
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仕入れ先サイトの使い分けが中国輸入のやり方を左右する
中国輸入のやり方で最初に迷うのが、どのサイトから仕入れるかです。サイトごとに対象ユーザーも価格帯も最低ロットも違うため、選び方を間違えると仕入れ値が想定より高くなります。
タオバオ・1688・アリババ・アリエクスプレスの違い
よく名前が挙がる4つのサイトは、それぞれ役割が異なります。整理すると次のようになります。
- タオバオ:中国国内向けの個人間取引が中心。品揃えが圧倒的に豊富で、1個から購入できる
- 1688(アリババ):中国国内向けの企業間卸売サイト。同じ商品でもタオバオより単価が安く、ロット発注が前提
- Alibaba.com:海外企業向けの企業間取引サイト。英語対応で、OEMや大口発注の交渉に向く
- アリエクスプレス:海外の個人購入者向け。日本語対応があり日本に直送できるが、単価は他より高め
価格だけを見れば1688が最も有利ですが、中国国内向けのため日本への直送に対応しておらず、代行業者を通す必要があります。逆にアリエクスプレスは直送できる代わりに単価が上がります。
目的別に見た仕入れ先の選び方
どのサイトを使うかは、今どの段階にいるかで決めるのが合理的です。段階別に整理すると判断しやすくなります。
まず輸入の流れを一度経験したいだけなら、日本語対応で直送できるアリエクスプレスが手軽です。単価は高めですが、代行業者を挟まずに発注から到着までを体験できます。
本格的に利益を狙う段階なら、1688と代行業者の組み合わせが基本になります。原価を下げられることが利益率に直結するため、ここは手間をかける価値があります。
自社ブランド商品を作るOEM段階に進むなら、Alibaba.comで工場を探すか、代行業者に工場開拓を依頼する形になります。仕様の擦り合わせが必要になるため、交渉力のある代行業者を選ぶことが重要です。
悪質なサプライヤーを避けるチェックポイント
中国のECサイトには膨大な出品者がいて、品質にも対応にも大きな差があります。発注前に確認すべき項目を決めておくだけで、トラブルの多くは避けられます。
- 取引実績と評価:長期間営業しているか、取引件数と評価内容に不自然な点がないか
- 問い合わせへの反応:質問への回答が具体的で早いか。曖昧な返答が続く相手は避ける
- サンプルの品質:本発注前に必ず現物を確認する。写真と実物が違うことは珍しくない
- 複数社からの見積もり:1社だけで決めず、最低3社に相見積もりを取って価格の妥当性を判断する
特にサンプル確認は省略してはいけない工程です。ここを飛ばして本発注し、届いた商品が販売できない品質だった、というのは中国輸入で最も多い失敗パターンのひとつです。
仕入れ先として利用者が多いアリババについて、アカウント登録から発注、リスク対策までの手順をまとめた記事があります。実際の操作画面に沿って進めたい方はこちらをご覧ください。 → 中国輸入サイト「アリババ」とは?登録から仕入れ、リスク対策まで徹底解説
中国輸入のやり方を8ステップで解説
ここからが実際の手順です。中国輸入は工程が一本の線でつながっているため、前の工程が甘いと後ろの工程で必ず問題が出ます。各ステップで何を確認すべきかを押さえていきましょう。
ステップ1〜3|市場リサーチから商品決定まで
ステップ1は市場リサーチです。Amazonや楽天で売れている商品を調べ、月間どのくらい売れているか、レビュー数はどう推移しているか、出品者は何人いるかを確認します。ここで「売れる市場かどうか」を見極めます。
ステップ2は原価の確認です。候補商品の画像を1688などで検索し、中国での調達価格を調べます。販売価格から手数料と送料を引いた金額が原価を十分に上回るか、この時点で計算しておきます。
ステップ3は商品の決定です。利益が出る計算になっても、サイズが大きい、重い、壊れやすい、法規制がかかるといった商品は初心者には不向きです。小型軽量で回転が早く、規制の少ないジャンルから選ぶのが定石になります。
この3ステップに、最初は数日から数週間かけて構いません。ここでの判断が最後まで響くため、焦って進めるより時間をかけたほうが結果的に早く到達します。
ステップ4〜5|サンプル取り寄せと本発注
ステップ4はサンプルの取り寄せです。候補のサプライヤー数社から現物を取り寄せ、素材、縫製、動作、梱包状態を確認します。写真では分からない差がここで判明します。
サンプルを比較する際は、販売ページに書ける訴求ポイントが作れるかという視点も持っておきましょう。他社と同じ品質のままでは、価格でしか勝負できなくなります。
ステップ5は本発注です。サンプルで納得できたサプライヤーに、数量と納期、梱包方法、不良時の対応を明確にしたうえで発注します。初回は在庫リスクを抑えるため、最小限のロットに絞るのが安全です。
発注時には、不良品が出た場合の交換や返金の条件を事前に書面で確認しておきましょう。中国輸入では一定割合の不良品が混ざることを前提に計画を立てるのが現実的です。
ステップ6〜8|検品・輸送から出品・販売開始まで
ステップ6は検品と輸送です。代行業者の倉庫に商品が届いたら検品を依頼し、不良品を除いてから日本へ発送します。輸送方法は航空便と船便があり、航空便は数日で届く代わりに高く、船便は2〜4週間かかる代わりに安価です。
ステップ7は通関と国内納品です。輸入申告を経て国内に到着したら、Amazonで販売する場合はFBA倉庫に納品します。この段階で関税と消費税、国内配送料が発生します。
ステップ8が出品と販売開始です。商品ページを作成し、画像、タイトル、説明文を整えて公開します。自社ブランド商品の場合は、初期の露出を確保するために広告の運用も並行して行います。
リサーチ開始から販売開始までの期間は、船便を使う場合でおおよそ2〜3ヶ月が目安です。この時間軸を最初から見込んでおくと、途中で焦らずに済みます。
リサーチの実演を見てみませんか
商品選定は文章で読むより、実際の画面で見るほうが理解が早い工程です。公式LINEでは、リサーチの進め方が分かる無料特典を配布しています。手を動かす前の参考資料としてご活用ください。
輸入代行業者の使い方と手数料の考え方
中国輸入のやり方を語るうえで欠かせないのが、輸入代行業者の存在です。代行業者を使うかどうかで、必要なスキルも作業量も大きく変わります。
代行業者が必要になる理由
1688やタオバオは中国国内向けのサービスであり、日本のクレジットカードでの決済や日本への直送に対応していないケースがほとんどです。中国国内の決済手段と国内配送先が前提になっているためです。
代行業者を使えば、この壁を丸ごと回避できます。日本円で業者に支払えば、業者が中国側への決済を代行し、自社倉庫で商品を受け取ってくれます。
さらに、検品、複数注文の同梱、不良品の交換交渉、国際発送の手配まで一括で任せられます。中国語でのやりとりも業者側が担当するため、語学力が不要になるのはこの仕組みによるものです。
OEMに進む段階では、工場との仕様の擦り合わせやロゴ入れの手配も依頼できます。代行業者は単なる配送代行ではなく、中国側の実務全般を担うパートナーと考えるのが実態に近いでしょう。
手数料の相場と内訳
代行業者に支払う費用は、大きく分けて代行手数料、国際送料、オプション費用の3つです。代行手数料は商品代金に対する数パーセント、または1件あたりの定額で設定されているのが一般的です。
国際送料は、重量と容積のどちらか大きいほうで計算されます。軽くてもかさばる商品は送料が跳ね上がるため、商品選定の段階でサイズを意識しておく必要があります。
オプション費用には、詳細検品、写真撮影、ラベル貼り、OPP袋への封入、タグ付けなどがあります。無料の範囲がどこまでかは業者によって差が大きいため、見積もり段階で総額を確認することが欠かせません。
代行業者を選ぶときの確認項目
代行業者は数多く存在し、サービス内容にも料金体系にも幅があります。比較する際は、価格だけでなく次の点を確認しましょう。
- 検品の範囲:数量確認だけか、動作や外観まで見てくれるのか
- 追加費用の発生条件:見積もり後に上乗せされる項目がないか
- 連絡のレスポンス:問い合わせへの返信速度と説明の具体性
- OEM対応の可否:将来ブランド商品を作る場合に工場交渉まで対応できるか
契約前に費用の詳細を書面で確認しておくことが、想定外の出費を防ぐ最も確実な方法です。安さだけで選ぶと、検品が甘く不良品がそのまま届くという結果になりかねません。
代行業者の具体的な比較検討については、選び方から料金体系までをまとめた記事があります。候補を絞り込む際の判断材料としてご覧ください。 → 【失敗しない】中国輸入代行のおすすめ5社徹底比較!選び方から料金まで解説
関税・消費税を含めた利益計算のやり方
中国輸入で利益を残せるかどうかは、税金と諸経費を正しく計算に組み込めているかで決まります。ここを甘く見積もると、売れているのに手元にお金が残らないという状態になります。
販売目的の輸入は個人輸入とルールが違う
最初に押さえておきたいのが、販売目的の輸入は「商用輸入」に分類されるという点です。個人が自分で使うために輸入する「個人輸入」とは課税のルールが異なります。
個人輸入では、海外小売価格の0.6倍を課税価格とする特例が適用されます。しかし販売を目的とする商用輸入では、この特例は使えません。少量であっても、販売するなら商用輸入として扱われます。
商用輸入の課税価格は、商品代金に国際送料と保険料を加えたCIF価格が基準になります。商品代だけで計算していると、実際の課税額とずれが生じるため注意してください。
関税と消費税の計算の考え方
輸入時にかかる税金は、関税と消費税(地方消費税を含む)の2種類です。関税率は品目ごとに細かく定められており、衣類やバッグなど税率が高めに設定されているカテゴリーもあります。
課税価格の合計額が20万円以下の場合には、通常の細かい品目分類とは別に定められた簡易税率が適用される仕組みがあります。7つの区分から税率が決まるため、計算の負担が軽くなります。
また、課税価格の合計額が1万円以下の物品は、原則として関税と消費税が免除されます。ただし革製品やニット製の衣類など、免税の対象外とされている品目がある点には注意が必要です。
簡易税率の区分や適用条件、免税の対象外となる品目については、税関の公式ページで確認できます。仕入れ予定の商品がどの区分に該当するか、発注前に目を通しておきましょう。 → 税関「少額輸入貨物の簡易税率」
なお、関税額を事前に完全に確定させることはできません。最終的な判断は税関が行うためです。利益計算の際は、想定より税額が上振れしても赤字にならない価格設定にしておくと安全です。
利益計算に入れ忘れやすい費用
中国輸入の損益計算では、見落とされやすい費用がいくつかあります。販売価格から商品原価を引いただけでは、実際の利益とかけ離れた数字になります。
- 代行手数料と国際送料:商品代の数割に達することもある
- 関税・消費税・通関手数料:商用輸入では原則として全額が対象
- Amazonの販売手数料:カテゴリーにより販売価格の8〜15%程度
- FBA配送代行手数料と在庫保管手数料:サイズと重量、保管期間で変動
- 広告費:自社ブランド商品では販売初期に特に比率が高くなる
これらをすべて差し引いたうえで利益が残るかを、発注前に1個あたりの数字で確認してください。この計算を習慣にできるかどうかが、続けられるかどうかを分けます。
中国輸入で失敗しないための注意点
やり方の手順どおりに進めても、注意点を知らないまま進むとつまずきます。ここでは実際に多いトラブルと、その回避方法を整理します。
品質不良と模倣品のリスク
中国輸入で最も多いトラブルが品質に関するものです。写真と実物が違う、サイズが表記と異なる、初期不良が混ざっている。こうしたケースは一定の割合で発生します。
対策の基本は、サンプル確認と代行業者による検品の2段構えです。サンプルで品質基準を決め、本発注時に代行業者へ検品項目を具体的に伝えておくと、不良品の流出を大きく減らせます。
もうひとつ注意したいのが模倣品です。中国のECサイトには、有名ブランドのロゴやキャラクターを無断で使用した商品が並んでいることがあります。知らずに仕入れて販売すれば、商標権や著作権の侵害に問われます。
アカウント停止だけでなく法的責任を負う可能性もあるため、キャラクターやブランドロゴが入った商品には手を出さないのが鉄則です。
輸入が規制される商品と必要な手続き
商品によっては、輸入や販売に法律上の手続きが必要です。知らずに仕入れると、通関で止まる、あるいは販売できない在庫を抱えることになります。
- 電気製品:電気用品安全法(PSE)の対象。届出と技術基準適合が必要な品目がある
- 無線機能を持つ製品:電波法に基づく技適マークが必要になる場合がある
- 食品・食器・調理器具:食品衛生法に基づく届出が求められる
- 化粧品・医薬部外品:薬機法の規制対象で、製造販売業の許可が必要
初心者のうちは、これらの規制がかかるジャンルを避けて商品を選ぶのが最も確実です。雑貨やアパレル小物など、規制の少ないカテゴリーから始めれば、実務に集中できます。
価格競争から抜け出すやり方
中国輸入で収益が伸び悩む最大の原因は、価格競争です。誰でも同じ商品を仕入れられる状態では、差別化の余地がなく、最終的に価格を下げるしかなくなります。
この構造から抜け出す方法が、OEMによる自社ブランド化です。同じ工場の商品でも、独自のパッケージや仕様、ブランド名を付けることで、相乗り出品を防ぎ価格の決定権を自分が持てるようになります。
また、レビューが積み上がった自社の商品ページは、他の出品者に奪われません。転売型が積み上がりにくいのに対し、OEM型は続けるほど有利になっていく構造を持っています。
最初から完璧を目指す必要はありません。転売型で輸入の流れを覚え、利益が出る感覚をつかんでから、OEMへ移行する。この順番で進めるのが、無理のないやり方です。
中国輸入のリスク面をより詳しく知りたい方向けに、注意すべき点と対策をまとめた記事も公開しています。始める前に一度目を通しておくと判断の精度が上がります。 → 「中国輸入はやめとけ」は本当?現実に潜むリスクと賢く稼ぐためのポイントを解説
つまずきやすい工程を先に把握する
中国輸入は、どこでつまずくかがある程度決まっています。公式LINEでは、実際の失敗パターンと回避策を含めた無料特典を配布中です。仕入れる前に読んでおくことで、無駄な出費を減らせます。
まとめ|中国輸入のやり方は準備・仕入れ先・計算の3点で決まる
中国輸入のやり方を、準備から販売開始まで通しで整理しました。工程は多いものの、ひとつずつ順番に進めれば初心者でも到達できる内容です。
押さえるべき要点は3つあります。ひとつ目は準備で、販売用アカウント、物販専用の口座、そしてテスト仕入れなら10万円前後という資金の確保です。ここが揃って初めて手を動かせます。
ふたつ目は仕入れ先の選び方です。1688は原価を下げられますが代行業者が必要、アリエクスプレスは直送できるが単価が高い。自分の段階に合ったサイトを選ぶことが利益率に直結します。
3つ目が計算です。商用輸入では個人輸入向けの優遇が使えず、CIF価格に対して課税されます。代行手数料、国際送料、関税、販売手数料、広告費まで差し引いた数字で判断してください。
そして中長期で考えるなら、転売型で流れを覚えたあとにOEMへ移行する道筋を意識しておきましょう。価格競争から抜け出せるかどうかが、続けられるかどうかを分けます。
まずは小さくテスト仕入れをして、輸入の一連の流れを自分の手で一度通してみてください。文章で読むより、はるかに多くのことが分かります。
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