Keepaの使い方|スマホアプリの設定とグラフの見方をiPhone・Android別に解説

店舗で商品を手に取ったその場で、売れる商品かどうかを判断したい。そう考えてKeepaをスマホで使おうとしたものの、アプリを入れただけで止まってしまう人は少なくありません。

スマホでのKeepaは、パソコンとは導入手順も操作感も異なります。iPhoneとAndroidでは使える機能が違い、拡張機能が動くのはAndroidだけという前提を知らないまま設定を探し続けてしまうケースが目立ちます。

この記事では、Keepaをスマホで使うための導入手順から、グラフの読み方、iPhoneとAndroidそれぞれの対応方法、つまずいたときの確認箇所までを順番に整理します。

確認したいポイント結論詳細
Keepaはスマホでも使えるのか?公式アプリで無料から使えるiPhone・Androidどちらにも専用アプリがあり、価格推移グラフを確認できる
スマホ版でできることは?グラフ確認・スキャン・通知店舗で商品を読み取ってその場で仕入れ判断ができ、価格アラートも受け取れる
iPhoneで拡張機能は使える?使えないSafariは対応していないため、アプリかショートカットでKeepaを開く方法を取る
Androidで拡張機能は使える?Microsoft Edgeで使えるパソコンと同じようにAmazonの商品ページ上へグラフを表示でき、操作性が高い
無料版はどこまで見られる?価格推移グラフと通知までランキングや出品者数の推移は、有料版に登録しないと表示されない
有料版の料金はいくら?月額19ユーロ前後2026年7月時点で日本円にして約3,000円。ユーロ建てのため円換算は変動する
グラフの色の意味は?橙はAmazon、紫は新品、黒は中古線が下がるほど安く、途切れている期間はその条件で在庫がなかったことを示す
仕入れ判断で見る順番は?ランキング→価格→出品者数売れているかを先に確かめ、次に相場と競合数で利益が残るかを判断していく

この記事でわかること

  • Keepaをスマホで使う3つの方法と、それぞれで使える機能の違い
  • アプリのインストールから日本のAmazonを表示させるまでの設定手順
  • iPhoneとAndroidそれぞれで拡張機能をどう扱うか
  • 価格推移・ランキング・出品者数のグラフをスマホで読み解く基準
  • グラフが出ない、通知が届かないといったつまずきの解消方法

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目次

Keepaをスマホで使う前に知っておきたいこと

Keepaは、Amazonで販売されている商品の価格・ランキング・出品者数の推移を記録して可視化するツールです。過去のデータを見れば、その商品が本当に売れているのかを推測できます。

Keepaが記録しているデータの中身

記録されるのは、Amazon本体の販売価格、出品者による新品と中古の最安値、売れ筋ランキング、出品者数などです。数か月から数年単位の推移を1枚のグラフで確認できる点が最大の価値になります。

セール時の値引き幅を確かめる用途だけでなく、仕入れ判断のための材料としても使われます。相場より高い時期に仕入れてしまう失敗を防げます。

国内のEC市場は拡大を続けており、経済産業省の令和6年度電子商取引に関する市場調査によれば、2024年の国内BtoC-EC市場規模は26.1兆円に達しています。参入者が増えるほど、データにもとづく判断の重要度は上がります。

スマホで使う方法は3つに分かれる

スマホでKeepaを使う経路は、公式アプリ、ブラウザの拡張機能、ブラウザでKeepaのサイトを直接開く方法の3つです。端末によって選べる手段が変わります。

iPhoneではブラウザの拡張機能が使えないため、アプリかサイトを開く方法に絞られます。AndroidであればMicrosoft Edgeを使うことで、パソコンと同じ表示を再現できます。

どれか1つに決める必要はなく、外出先はアプリ、腰を据えたリサーチはブラウザという使い分けが現実的です。

無料版と有料版でできることが変わる

無料のまま使えるのは、価格推移グラフの表示と、値下げ・在庫復活の通知までです。買い物の目的であれば、無料版で十分に役割を果たします。

仕入れ判断に欠かせないランキングの推移や出品者数の推移は、有料版に登録しないと表示されません。2026年7月時点の料金は月額19ユーロ、年額189ユーロで、日本円にすると月あたり約3,000円です。

ユーロ建てのため、円換算の金額は為替で動きます。最新の価格はKeepaの公式サイトで確認してください。

Keepaスマホアプリの導入手順

アプリの導入でつまずく原因のほとんどは、販売国の設定にあります。入れただけでは日本のAmazonのデータが表示されません。

アプリをインストールする

iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playで「Keepa」と検索してインストールします。類似した名称のアプリもあるため、提供元がKeepaであることを確認してください。

インストール自体は無料で、アカウントがなくてもグラフの閲覧はできます。まず動かしてみてから設定を詰めていく順番で問題ありません。

アプリの表示は英語が基本です。項目名を覚えてしまえば、操作に困る場面はほとんどありません。

アカウントを作成してログインする

本格的に使うなら、無料アカウントの登録を済ませておきましょう。スマホで通知を受け取るには、アカウントへのログインが必要になります。

パソコンの拡張機能と同じアカウントでログインすれば、追跡している商品の一覧や表示設定がそのまま引き継がれます。端末をまたいで作業する人ほど恩恵があります。

有料版を契約している場合、同じアカウントでログインすればスマホでも有料機能が使えます。端末ごとに契約する必要はありません。

販売国をAmazon.co.jpに切り替える

初期状態ではアメリカのAmazonが選択されていることがあります。設定画面で対象の国を日本に変更しないと、探している商品が見つかりません。

検索しても結果が出ない、価格の桁が違うといった症状は、ほぼこの設定が原因です。最初に確認しておけば、その後のつまずきを大幅に減らせます。

複数の国を扱う場合は、切り替えの位置を覚えておくと作業が滞りません。

通知を受け取る設定をする

追跡した商品の値動きを知らせてもらうには、端末側の通知許可が必要です。アプリの通知をオンにしたうえで、追跡条件を登録します。

希望価格を設定しておけば、その金額を下回った時点で知らせが届きます。在庫切れの商品が復活したタイミングを掴む用途にも使えます。

通知が多すぎると見落としにつながります。追跡する商品は絞り込み、条件も現実的な水準に設定しておきましょう。

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Keepaスマホアプリの使い方

アプリ版の強みは、外出先で完結できる手軽さにあります。店舗仕入れでの使い方を中心に、基本の操作を整理します。

商品を検索してグラフを表示する

検索欄に商品名やASIN、JANコードを入力すると、該当する商品の一覧が表示されます。商品を選べば、そのまま価格推移グラフが開きます。

グラフは指の操作で拡大や縮小ができ、期間の切り替えも可能です。直近1か月だけを見て判断すると相場を読み違えるため、3か月から1年の範囲も確認しておきましょう。

画面が小さいぶん、細かい判断はパソコンのほうが向いています。スマホは一次判断に使うと割り切ると効率的です。

バーコードを読み取って店舗で判断する

アプリにはカメラでバーコードを読み取る機能が備わっています。店頭で商品をスキャンすれば、その場で価格推移とランキングを確認できます。

レジに並ぶ前に判断できるため、売れない商品を持ち帰るリスクを減らせます。棚から数点まとめて読み取っていく使い方も可能です。

店内の照明や通信環境によっては読み取りに時間がかかります。手入力でも検索できるようにしておくと、作業が止まりません。

トラッキングで値動きを追いかける

気になる商品を追跡リストに登録しておけば、価格の変化を自動で監視できます。外出中でも通知を受け取れる点は、パソコンの拡張機能にはない利点です。

追跡条件は新品、中古、Amazon本体といった区分ごとに設定できます。狙っている条件だけを監視すれば、不要な通知は届きません。

登録数が増えるほど管理が煩雑になります。定期的に見直し、判断が済んだ商品は削除していきましょう。

Amazonアプリから共有してKeepaで開く

Amazonのアプリで見ている商品をKeepaで確認したい場合、共有メニューからKeepaを選ぶ方法が使えます。商品名を打ち直す手間がなくなり、確認の速度が上がります。

ブラウザでAmazonを開いている場合も、URLを共有すれば同じように表示できます。リサーチ中の往復が減るぶん、確認できる商品数が増えます。

共有先にKeepaが出てこないときは、共有メニューの並び替えから追加してください。

iPhoneでKeepaを使うときの方法

iPhoneユーザーが最初に突き当たるのが、ブラウザ拡張機能を導入できないという制約です。回避策を知っておけば、実用上の不便はかなり減らせます。

iPhoneはブラウザ拡張機能に対応していない

パソコンで使うようなKeepaの拡張機能は、iPhoneのSafariでは動きません。Amazonの商品ページ上にグラフを重ねて表示する使い方は、iPhoneでは再現できません。

Androidで使えるMicrosoft Edgeの拡張機能も、iPhone版では提供されていません。設定を探し続けても解決しないため、早めに別の手段へ切り替えましょう。

実務上は、アプリ版で判断できる場面がほとんどです。制約を理由に立ち止まる必要はありません。

ショートカットでKeepaのページを直接開く

iPhoneの標準機能であるショートカットを使えば、Amazonの商品ページからKeepaのサイトへ一発で移動できます。SafariでKeepaにログインしておけば、有料版の機能もそのまま使えます。

共有メニューから作成したショートカットを呼び出す形になるため、操作は数タップで完結します。アプリを開き直す手間がなくなります。

この方法ならトラッキングの登録もその場で行えます。パソコンと同等とまではいきませんが、リサーチの効率はかなり上がります。

iPhoneで使うときの注意点

ブラウザで開く方法は、ログイン状態が切れると有料機能が表示されなくなります。ランキンググラフが急に出なくなったら、まずログイン状態を疑ってください。

プライベートブラウズを使っていると、ログイン情報が保持されない場合があります。リサーチ用は通常のタブで開く運用にしておきましょう。

iOSの更新でショートカットの挙動が変わることもあります。動かなくなった場合は、作り直せば復旧するケースがほとんどです。

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AndroidでKeepaの拡張機能を使う手順

Androidであれば、スマホでもパソコンと同じ表示を再現できます。商品ページ上に直接グラフが出るため、判断の速度が変わります。

Microsoft Edgeを使えば拡張機能が動く

Android版のMicrosoft Edgeには、パソコン向けの拡張機能を導入できる仕組みが用意されています。Edgeの実験的な設定を有効にしたうえで、Keepaの拡張機能を追加する流れです。

導入が済むと、AmazonのページにアクセスするだけでKeepaのグラフが表示されます。アプリを行き来する必要がなくなり、電脳仕入れの効率が大きく変わります。

以前はこの用途で別のブラウザが使われていましたが、提供が終了しています。現時点で安定して使えるのはEdgeという理解で問題ありません。

設定でつまずいたときの確認箇所

拡張機能が表示されない場合、確認する箇所は決まっています。Edgeを完全に再起動する、拡張機能が有効になっているか見る、実験的な設定が有効のままか確かめるという順番です。

アプリの更新で設定が初期化されることもあります。急に表示されなくなった場合は、まず設定画面を見直してください。

解決しない場合は、Edgeを一度削除して入れ直すと復旧することがあります。

アプリ版と拡張機能版の使い分け

店舗仕入れではバーコードを読めるアプリ版、自宅での電脳仕入れでは拡張機能版という分け方が実用的です。通知を受け取れるのはアプリ版だけなので、両方入れておいて損はありません。

拡張機能版は表示できる情報量が多く、操作性でも優れています。じっくり比較したい場面では、こちらを選んでください。

仕入れ先ごとに使う端末を決めておくと、判断の基準がぶれにくくなります。仕入れ先の選び方はせどりでおすすめの激安仕入れ先21選をランキングで紹介!成功のコツや注意点も徹底解説!も参考になります。

スマホで見るKeepaグラフの見方

グラフは色と線の形で意味が決まっています。見る順番を固定しておけば、小さい画面でも判断がぶれません。

色ごとの線が示す意味

橙色の面はAmazon本体が販売しているときの価格、紫の線は新品の最安値、黒の線は中古の最安値を示します。線が途切れている期間は、その条件で在庫がなかったことを表しています。

橙色が長く続いている商品は、Amazon本体と競合することになります。カートを取りにくいため、利益計算はより慎重に行う必要があります。

表示する線はグラフ横の項目から切り替えられます。必要な情報だけを残すと、スマホでも読みやすくなります。

ランキンググラフで売れ行きを読む

売れ筋ランキングのグラフは、下向きにギザギザと落ちる箇所が売れたタイミングを示します。有料版でのみ表示される情報です。

ギザギザの回数が多いほど売れている商品と判断できます。半年間ほとんど動きがない商品は、安く仕入れられても在庫として残ります。

順位の数値だけでなく、カテゴリー全体の商品数も踏まえて判断してください。カテゴリーによって同じ順位でも売れ行きは異なります。

出品者数の推移で競合を確認する

出品者数が右肩上がりに増えている商品は、これから価格競争が激しくなる可能性が高いと読み取れます。仕入れる前に必ず確認しておきたい項目です。

出品者が急増した直後に価格が下がっているグラフは、典型的な値崩れのパターンです。同じ流れが繰り返される商品は避けたほうが無難です。

こうした構造から抜け出せないことが、単純転売の限界につながります。背景は【転売はなぜダメなのか】7つの理由と違法ケース|正しい物販の始め方も解説でも整理しています。

スマホで見るときに間違えやすい点

表示期間が短いままだと、一時的な値動きを相場と勘違いします。判断の前に期間を3か月以上へ広げる習慣をつけてください。

中古品を扱う場合、新品の線だけを見て判断すると相場を読み違えます。狙うコンディションの線に絞って確認しましょう。

中古品を商用で売買するには古物商許可が必要です。要否は警察庁「古物営業・質屋営業について」で公開されている情報を確認してください。

Keepaをスマホで使うときによくあるつまずき

うまく動かない原因は、ほとんどが設定かログイン状態に集約されます。症状ごとに確認箇所を決めておくと、復旧までの時間が短くなります。

グラフが表示されない

アプリでグラフが出ない場合、通信環境かアプリの更新状況を確認します。古いバージョンのまま使っていると、表示に不具合が出ることがあります。

拡張機能版で表示されないときは、拡張機能が有効になっているかを見てください。ブラウザの再起動で解消する例も多く見られます。

特定の商品だけ出ない場合は、Keepa側にデータが蓄積されていない新しい商品の可能性があります。

日本のAmazonのデータが出ない

検索しても商品が見つからない、価格の桁が合わないという場合、販売国の設定がアメリカのままになっていることがほとんどです。

設定画面から日本を選び直せば、その場で解消します。アプリを入れ直した際に初期化されることもあるため、覚えておくと便利です。

ブラウザで開いている場合は、Keepaのサイト側で選んでいる国も確認してください。

通知が届かない

通知が来ない原因は、端末側の許可設定かログイン状態のどちらかです。アカウントにログインしていないと、スマホへの通知は届きません。

省電力設定によってバックグラウンドの動作が制限されている場合もあります。Keepaのアプリを対象から外す設定にしておきましょう。

追跡条件の金額が現実的でないと、そもそも条件を満たさず通知されません。設定した数字を見直してください。

有料版に登録すべきか迷う

買い物の用途であれば無料版で足ります。仕入れの判断に使うなら、ランキングと出品者数が見えない無料版では材料が不足します。

月額3,000円前後を回収できるかは、扱う商品数と月商で決まります。判断を誤って在庫を1つ抱えるより、費用としては軽い水準です。

まずは無料版で操作に慣れ、仕入れ点数が増えてきた段階で切り替える進め方が現実的です。

Keepaのデータを仕入れ以外にも活かす

Keepaは仕入れ判断の道具として知られていますが、市場そのものを読む材料としても使えます。データの活かし方で得られる結果は変わります。

相乗り出品の激しさを事前に把握する

出品者数と価格の推移を並べて見れば、そのカテゴリーの競争の激しさが分かります。参入者が増え続けている領域は、時間の経過とともに利益が薄くなります。

自分が今取り組んでいる商品群がどの位置にあるかを確認すると、次の一手を判断しやすくなります。

販路ごとの規制や見られ方も踏まえておくと精度が上がります。メルカリでの転売がバレる原因と稼ぎ続けるための対策方法もあわせて確認しておくとよいでしょう。

自社ブランド商品の市場調査に使う

自分の商品を作る場合でも、Keepaのデータは役に立ちます。狙う市場の価格帯、売れ行きの水準、競合の増減を事前に把握できるからです。

価格が安定していて、出品者数が過度に増えていない市場は、新規参入の余地が残っています。感覚ではなく数字で判断できます。

中国から仕入れて自社ブランドを作る場合の注意点は、「中国輸入はやめとけ」は本当?現実に潜むリスクと賢く稼ぐためのポイントを解説で確認できます。

データが示す限界を理解する

Keepaが記録しているのは過去の推移であり、これからの値動きを保証するものではありません。同じデータを見ている出品者が多数いる点も踏まえる必要があります。

誰もが同じ判断をすれば、同じ商品に人が集まって値崩れが起きます。データは判断を助けるものであって、優位性そのものではありません。

商品ページの作り込みや広告の設計といった、データに表れない部分が結果を分けます。改善の考え方はAmazon中国輸入OEMで商品が売れない3つの理由はこれ!初心者が取るべき行動ステップにまとめられています。

まとめ|Keepaはスマホでも仕入れ判断に使える

Keepaをスマホで使う方法は、公式アプリ、ブラウザの拡張機能、ブラウザでサイトを開く方法の3つです。iPhoneは拡張機能に対応していないため、アプリかショートカットを使うという前提を押さえておけば迷いません。

Androidであれば、Microsoft Edgeを使うことでパソコンと同じ表示を再現できます。導入後は、店舗ではアプリ、自宅では拡張機能という使い分けが効率的です。

グラフは橙がAmazon本体、紫が新品、黒が中古を示します。ランキングで売れ行きを確かめ、価格で相場を掴み、出品者数で競合を測るという順番で見れば、小さい画面でも判断はぶれません。

そのうえで、出品者数のグラフが右肩上がりになる構造そのものを避けたいなら、自分のカタログを持つという選択肢があります。成果が出る人の考え方は物販副業×Amazon OEMで“成果が出る人”はここが違う!3つの思考の罠を解説でも解説されています。

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