Amazonキーワードツールおすすめ9選|無料版の選び方と検索ボリュームの使い方を解説

Amazonに商品を出したものの検索結果に出てこない、広告費だけがかさんで売上につながらない。
こうした行き詰まりの多くは、狙っているキーワードそのものがずれていることに原因があります。
Amazonの買い物客は検索窓に言葉を打ち込んで商品を探すため、語句の選定を外すと、品質の高い商品でも見つけてもらえません。
とはいえ、買い物客が使う言葉を手作業ですべて洗い出すのは現実的ではありません。
そこで使われるのがAmazonキーワードツールです。
この記事では、無料と有料それぞれのツールの特徴、自分に合うものを選ぶ基準、そして集めた語句を売上につなげる手順までを順番に整理します。
| 確認したいポイント | 結論 | 詳細 |
|---|---|---|
| Amazonキーワードツールの役割は? | 検索語句と需要を数値で調べる | 買い物客が実際に打ち込む語句と検索ボリューム、競合の状況をまとめて確認できるツールです。 |
| 無料ツールで対応できる範囲は? | 候補となる語句の洗い出しまで | サジェスト系の無料ツールで語句は集まりますが、検索ボリュームの数値精度は有料ツールに劣ります。 |
| ツール選びで最優先の基準は? | 日本市場の対応と逆引き機能 | Amazon.co.jpのデータを扱えるか、競合ASINからキーワードを逆引きできるかを先に確認します。 |
| 集めたキーワードの使い道は? | 商品ページと広告の両方に反映 | タイトル・箇条書き・検索キーワード欄に配置し、広告の検索用語レポートで結果を確かめます。 |
この記事でわかること
- Amazonキーワードツールで何を調べられるのか、その役割と限界
- 無料で使えるキーワードツール5つの特徴と使い分けの基準
- 有料キーワードツール4つの機能差と、導入を判断するタイミング
- 自分の販売段階に合うツールを選ぶための5つのチェック項目
- 集めたキーワードを商品ページと広告に落とし込む4ステップ
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Amazonキーワードツールとは?調べられる内容と限界
Amazonキーワードツールとは、Amazonの買い物客が検索窓に打ち込んでいる語句と、その需要量を調べるためのツールです。
出品者が「この言葉で検索されているはずだ」と考える語句と、実際に使われている語句には想像以上のずれがあります。
そのずれをデータで埋めることが、キーワードツールを使う一番の目的です。
扱うデータは大きく分けて、検索語句そのもの、検索ボリューム、競合の状況の3種類です。
この3つがそろうと、商品ページに載せる言葉と広告で入札する言葉を、感覚ではなく数値で決められるようになります。
Amazonの購買行動は検索から始まる
Amazonの商品ページに人が到達する経路には、検索結果、ランキング、関連商品、広告、外部サイトからの流入などがあります。
このなかで最も比重が大きいのが検索結果です。
つまり、検索結果の上位に表示されるかどうかが、その商品の売上の上限を決めているという構造になっています。
逆に言えば、狙う語句を外していると、価格や品質が優れていても購入検討の土俵に上がれません。
レビューを増やす施策も広告を強化する施策も、適切な語句で表示されていることが前提になります。
キーワード選定を後回しにしたまま他の施策を積み上げても、効果が出にくいのはこのためです。
GoogleのSEOツールとは役割が異なる
キーワードツールと聞くと、Googleの検索順位対策で使うツールを思い浮かべる方も多いはずです。
ただし、Amazonの検索は買う前提で言葉が入力される点が大きく異なります。
Googleでは「◯◯とは」「◯◯ 使い方」のように調べる目的の検索が多い一方、Amazonでは「サイズ」「素材」「用途」「対象年齢」といった購入条件が語句に含まれます。
そのため、Google向けの検索ボリュームだけを見てもAmazon内の需要は正確につかめません。
Amazon内の検索データを扱えるツールを選ぶ必要があるのは、この違いがあるためです。
Amazon内の検索順位がどう決まるかについては、以下の記事で基本から整理しています。
関連記事:Amazon SEOとは?よくある間違いや注意点、攻略法を画像付きで徹底解説!
キーワードツールでできる4つのこと
ツールによって機能の幅は違いますが、大きくは次の4つに整理できます。
- 買い物客が実際に使っている検索語句の洗い出し
- 語句ごとの検索ボリューム(需要量)の把握
- 競合商品がどの語句で上位表示されているかの逆引き
- 設定したキーワードでの自社商品の検索順位の追跡
このうち、無料ツールで対応しやすいのは1つ目の語句の洗い出しまでです。
2つ目以降の数値データ、逆引き、順位追跡になると有料ツールの領域に入ります。
自分がどこまで必要なのかを先に決めておくと、ツール選びで迷いにくくなります。
Amazonキーワードツールが必要になる3つの場面
キーワードツールは常時使うものではなく、効果が大きい場面がある程度決まっています。
ここでは、導入効果を実感しやすい3つの場面を挙げます。
自分が今どの段階にいるかを照らし合わせながら読み進めてください。
新商品のリサーチで需要を確かめるとき
商品を仕入れる前に、そのジャンルにどれだけの検索需要があるかを確認する場面です。
検索ボリュームがほとんどない語句しか出てこないジャンルは、ページをどれだけ作り込んでも売上の天井が低くなります。
反対に、需要はあるのに上位商品のページが作り込まれていないジャンルは参入余地があると判断できます。
仕入れの判断材料としてキーワードデータを使えば、在庫を抱えてから「そもそも検索されていなかった」と気づく失敗を減らせます。
商品選定から仕入れまでの流れ全体は、以下の記事で手順ごとに整理しています。
関連記事:Amazon OEMとは?商品選定から仕入れまでのルートを物販未経験者向けに解説
商品ページのタイトルと検索キーワード欄を作るとき
商品を登録する段階で、タイトル、箇条書き、検索キーワード欄にどの語句を入れるかを決める場面です。
ここで語句を取りこぼすと、そもそも検索結果に表示される機会そのものが失われます。
登録時点で語句を網羅しておくことは、後からの修正よりもはるかに効率がよい作業です。
特に見落とされやすいのが、同じ商品を指す別の呼び方です。
「猫」「ねこ」「ネコ」「キャット」のような表記ゆれ、「ベビーカー」と「バギー」のような言い換え、カタカナと英語表記の違いなどが該当します。
こうした語句は自分の頭の中からは出てきにくく、ツールで機械的に拾い上げる価値が高い部分です。
スポンサープロダクト広告の入札語句を決めるとき
Amazon広告では、どの語句に入札するかで広告費の効率が大きく変わります。
検索ボリュームが大きい語句は競合も多く、クリック単価が高騰しやすい傾向があります。
一方で、購入意欲の高い複合キーワードは、単価を抑えたまま成約につながりやすいという特徴があります。
キーワードツールで候補を広げておくと、オート広告のデータが集まる前の段階でも入札対象を組み立てられます。
無駄クリックが多い語句を除外キーワードに設定する際にも、候補リストが手元にあると判断が早くなります。
\ ツールを探す前に、そもそも売れる商品を選べていますか /
どれだけ精度の高いキーワードを集めても、需要のない商品では売上は伸びません。
公式LINEでは、需要のあるジャンルの見極め方と、参入すべきでない市場の見分け方をお伝えしています。
無料で使えるAmazonキーワードツール5選
まずは費用をかけずに始められるツールから紹介します。
無料ツールの主な役割は、候補となる語句を数多く集めることにあります。
それぞれの得意分野が違うため、複数を組み合わせて使うのが実際的です。
1.Amazonサジェスト(検索窓のオートコンプリート)
Amazonの検索窓に語句を入力したときに自動で表示される候補のことです。
実際に検索された回数が多い語句が優先して表示される仕組みのため、需要の高い組み合わせを最短で確認できます。
費用も登録も不要で、思いついたときにすぐ確認できる点が最大の利点です。
軸となる語句のあとに五十音を1文字ずつ入力していくと、候補の幅が一気に広がります。
ただし件数に限りがあり、検索ボリュームの数値は表示されません。
あくまで最初の当たりをつける用途と割り切って使うのが向いています。
2.ラッコキーワード
検索エンジンやAmazonのサジェストをまとめて抽出できる、日本語対応のキーワード調査ツールです。
調べたい語句を入力するだけで、Amazonのサジェストを一覧で取得できます。
GoogleやYahoo!、YouTubeなど複数の検索先を横断して比較できるため、需要の広がりを俯瞰しやすい点が特徴です。
基本機能は無料で使え、1日の利用回数に上限が設けられています。
商品ページのキーワードだけでなく、ブログやSNSでの集客を並行して行う場合にも役立ちます。
3.アマゾンサジェストキーワード一括DLツール
Amazonのサジェストをまとめて取得し、そのままダウンロードできる無料ツールです。
手作業では時間がかかる語句の羅列を、短時間で一覧化できる点に価値があります。
取得した語句はスプレッドシートに貼り付けて整理すると扱いやすくなります。
ただし、こうした無料ツールは提供が終了したり仕様が変わったりすることがあります。
取得できる件数や動作が以前と違うと感じた場合は、別のツールに切り替える判断も必要です。
4.Googleキーワードプランナーとトレンド
Google広告のアカウントがあれば使えるキーワードプランナーでは、Google検索での月間検索ボリュームを確認できます。
Amazon内の数値ではありませんが、世の中全体でどの言葉が使われているかという傾向をつかむ用途には十分です。
商品の一般名称が複数ある場合、どちらが広く使われているかを判断する材料になります。
Googleトレンドを併用すると、季節変動や中長期の需要推移も確認できます。
過去12か月と過去5年の推移を見て、右肩下がりのジャンルを避ける使い方が実際的です。
季節商品であれば、ピーク時期から逆算して仕入れと広告の計画を立てられます。
5.Amazonブランド分析(ブランド登録者向け)
セラーセントラル内で提供される、Amazon公式の検索データを見られる機能です。
商標登録を済ませてブランド登録をしているセラーであれば、追加費用なしで利用できます。
Amazon自身が持つ実データを参照できるため、外部ツールの推計値より信頼性が高い点が最大の強みです。
検索語句ごとの人気度の順位や、その語句で実際にクリック・購入された商品を確認できます。
競合商品がどの語句で買われているかまで追えるため、自社ページに不足している語句が明確になります。
ブランド登録が済んでいるなら、まずここを確認してから外部ツールを検討する順序がおすすめです。
無料ツールで足りる範囲と限界
無料ツールだけでも、候補となる語句を集める作業は問題なく進められます。
一方で、語句ごとの検索ボリュームや競合の強さを数値で比較する段階になると、無料ツールでは判断材料が足りません。
集めた語句が100件を超えたあたりから、優先順位をつけられずに手が止まるケースが増えます。
1商品目を出品するまでは無料ツールで進め、販売を継続すると決めた段階で有料ツールを検討する。
この順序であれば、固定費を抑えながら必要なタイミングで機能を追加できます。
有料のAmazonキーワードツール4選と機能の違い
続いて、月額費用がかかる代わりに数値データを扱えるツールを紹介します。
有料ツールの価値は、検索ボリュームの推計と競合ASINからの逆引きにあると考えるとわかりやすくなります。
料金は為替やプラン改定で変動するため、契約前に公式サイトで最新の金額を確認してください。
1.Helium 10(ヘリウムテン)
Amazonセラー向けの機能を幅広くそろえた、海外発の総合ツールです。
キーワード調査では、語句から候補を広げるMagnetと、競合ASINから逆引きするCerebroが中心になります。
ASINを入力するだけで、その商品が上位表示されている語句の一覧を取得できる点が実務では大きな時短になります。
順位追跡機能もあり、施策の前後で検索順位がどう動いたかを継続的に確認できます。
機能が多い分、使いこなすまでに学習時間が必要な点は考慮しておきましょう。
無料プランでも一部機能を試せるため、まず操作感を確かめてから有料プランを判断できます。
2.セラースプライト(SellerSprite)
日本語表示に対応しており、日本市場のデータに強い点で選ばれることが多いツールです。
キーワードマイニング、商品リサーチ、ライバル商品の売上推計などを1つの画面で扱えます。
Chrome拡張機能を入れると、Amazonの検索結果画面上で直接データを確認できるため、リサーチの往復が減ります。
検索ボリュームだけでなく、その語句における購入率や関連商品まで確認できるプランもあります。
日本国内で販売するセラーにとっては、操作画面が日本語である点も導入のハードルを下げる要素です。
3.Jungle Scout(ジャングルスカウト)
商品リサーチ機能で知られるツールですが、キーワード調査の機能も備えています。
語句ごとの検索ボリューム推移や、広告での想定入札単価を確認できます。
商品リサーチとキーワード調査を1つのツール内で完結させたい場合の候補になります。
海外マーケットプレイスのデータも扱えるため、将来的に輸出を視野に入れている場合は選択肢に入ります。
ただし日本市場のデータ精度については、実際のトライアルで自分の扱うジャンルを検証してから判断するのが確実です。
4.Keepa(キーパ)
Keepaはキーワード専用ツールではありませんが、キーワード選定の答え合わせに使える補助ツールとして広く使われています。
価格推移、ランキング推移、出品者数の変動をグラフで確認できます。
狙った語句で上位に出ている商品が本当に売れているのかを、ランキング推移から検証できる点が有用です。
Chrome拡張を入れると商品ページ上にグラフが表示され、確認の手間が大きく減ります。
キーワードツールで見つけた市場が実際に動いているかを裏取りする役割と考えるとよいでしょう。
有料ツールを導入するタイミングの目安
月額費用が発生する以上、回収できる売上規模になってから導入するのが基本です。
目安としては、1商品目の販売が軌道に乗り、2商品目以降の展開を考え始めた段階が挙げられます。
この段階になると、扱う語句の量が手作業では追いきれない水準になるためです。
反対に、まだ出品前で商品も決まっていない段階では、無料ツールで十分に進められます。
ツールを契約したことで前進した気になってしまう状態は避けたいところです。
\ 集めた候補キーワード、正しく絞り込めていますか /
語句を集める作業よりも、どれを捨てるかの判断のほうが結果を左右します。
公式LINEでは、実際に販売しているセラーがどの基準でキーワードを取捨選択しているかを具体例つきで紹介しています。
失敗しないAmazonキーワードツールの選び方5つの基準
ツールの数は多く、機能一覧を見比べるだけでは判断がつきません。
選定基準を先に決めておくと、比較にかける時間を大幅に短縮できます。
ここでは実務で重要度の高い順に5つ挙げます。
基準1.Amazon.co.jpのデータに対応しているか
海外製ツールのなかには、米国市場のデータが中心で日本市場の精度が落ちるものがあります。
国内で販売するのであれば、Amazon.co.jpのデータを扱えることが最低条件です。
対応マーケットプレイスの一覧を、契約前に必ず確認してください。
日本語の表記ゆれをどこまで拾えるかも、実際に自分の商品ジャンルで試すのが確実です。
カタカナ、ひらがな、漢字が混在する日本語では、この差が結果に直結します。
基準2.検索ボリュームのデータ元が示されているか
検索ボリュームは、どのツールも推計値です。
サジェストの出現頻度から推定するもの、実際の閲覧行動データから推定するものなど、算出方法はツールごとに異なります。
そのため、同じ語句でもツールによって数値が食い違うのは自然なことだと理解しておく必要があります。
重要なのは絶対値ではなく、語句同士を比べたときの相対的な大小関係です。
データの取得方法を公開しているツールのほうが、数値の性質を理解したうえで使えます。
基準3.競合ASINからの逆引きができるか
自分の頭で考えた語句には必ず抜けがあります。
すでに売れている競合商品が、どの語句で流入を得ているかを逆引きできる機能は、その抜けを埋める最短の方法です。
上位3商品から10商品程度を分析すれば、そのジャンルで押さえるべき語句の全体像が見えてきます。
この機能は有料ツールに多く、無料ツールでは代替が難しい部分です。
有料ツールを検討するなら、まずここが使えるかを確認してください。
基準4.検索順位の追跡ができるか
キーワードを設定して終わりではなく、その後どう順位が動いたかを見る必要があります。
順位追跡機能があると、施策と結果の因果関係を確認できるようになります。
ページを修正した日と順位が動いた日を照らし合わせれば、次に何を変えるべきかが具体的になります。
追跡できる語句数はプランによって上限があるため、扱う商品数と照らして選びましょう。
基準5.無料版やトライアルで試せるか
機能一覧だけでは、自分のジャンルで役立つかどうかは判断できません。
無料プランや試用期間があるツールを優先し、実際に自分の商品で試してから契約するのが確実です。
その際は、自分がすでに知っている売れ筋商品を入力し、納得できる語句が出てくるかを確認します。
解約手続きのわかりやすさも、あわせて確認しておきたい点です。
海外製ツールは自動更新が基本のため、試用期間の終了日は登録時に控えておきましょう。
Amazonキーワードツールを使う4ステップ
ツールを契約しても、使う手順が定まっていなければ成果にはつながりません。
候補を広げる、絞り込む、配置する、検証するの4段階で進めるのが基本の流れです。
1商品あたり2時間から3時間を目安に、まとめて作業すると効率が上がります。
STEP1.軸キーワードを決めて候補を広げる
最初に、商品を最も端的に表す語句を1つから3つ決めます。
この軸となる語句をツールに入力し、関連語句を可能な限り広げていきます。
この段階では絞り込まず、関係がありそうな語句をすべて拾うことを優先してください。
あわせて競合上位商品のASINを入力し、逆引きで語句を追加します。
この時点で200件から300件程度の候補が集まっていれば十分です。
集めた語句はスプレッドシートに集約し、重複を削除しておきます。
STEP2.検索ボリュームと競合度でふるいにかける
集めた語句を、検索ボリュームと自社商品との関連性の2軸で並べ替えます。
優先すべきは、関連性が高く、かつ競合が過度に強くない中間層の語句です。
ボリュームが最も大きい語句は競合も最上位クラスであることが多く、参入直後に狙っても成果が出にくい傾向があります。
関連性の低い語句は、ここで思い切って削除します。
商品と関係のない語句を残しておくと、後の工程で判断を誤る原因になります。
最終的に、主要語句10件前後、補助語句50件前後まで絞り込めれば整理は完了です。
STEP3.商品ページの3か所に配置する
絞り込んだ語句は、商品タイトル、箇条書き、検索キーワード欄の3か所に配置します。
最も重要度の高い語句はタイトルに、タイトルに入れられなかった語句を検索キーワード欄に回すという順序が基本です。
箇条書きには、購入の決め手になる用途や特徴を含む語句を自然な文章として織り込みます。
検索キーワード欄には文字数の上限が設けられており、超過した場合の扱いも定められています。
上限や禁止事項は変更されることがあるため、登録前にセラーセントラルのヘルプで最新の仕様を確認してください。
タイトルにすでに入っている語句を検索キーワード欄で繰り返すと枠を無駄にするため、重複は避けます。
STEP4.広告データで答え合わせをして更新する
配置が終わったら、スポンサープロダクト広告のオートキャンペーンを一定期間動かします。
検索用語レポートには、実際に購入につながった語句が記録されます。
ツールの推計値ではなく、自分の商品で実際に成約した語句という点で、これが最も価値の高いデータです。
成約した語句はマニュアルキャンペーンに移し、入札を強めます。
クリックだけ多く成約しない語句は、除外キーワードに設定して広告費の流出を止めます。
この結果をふまえて商品ページの語句も更新すると、ページと広告の両方が同じ方向にそろっていきます。
月に1回程度の頻度で見直す運用に落とし込めると、施策が積み上がっていきます。
\ 設定したキーワードが合っているか、第三者の目で確認しませんか /
自分のページは客観的に見えづらく、思い込みのまま数か月が過ぎることも少なくありません。
公式LINEでは、商品ページの改善ポイントを整理するためのチェック項目を配布しています。
キーワードツール活用でつまずきやすい4つの落とし穴
ツールを導入しても成果につながらないケースには、共通したパターンがあります。
先に失敗例を知っておくだけで、遠回りを避けられます。
ここでは特に多い4つを取り上げます。
落とし穴1.ツールの数値をそのまま正解として扱う
検索ボリュームは推計値であり、ツールごとに数値が食い違います。
外部ツールの数値は候補を広げるための材料であって、最終判断の根拠ではありません。
最終的な判断は、自社の広告データや販売実績に基づいて行うべきものです。
複数のツールで数値が違ったときに、どちらが正しいかを追及しても答えは出ません。
語句同士の相対的な大小を見る、という使い方に切り替えたほうが前に進みます。
落とし穴2.関連性の低いキーワードを詰め込む
検索されたい一心で、商品と関係のない語句を大量に設定してしまうケースです。
関連性の低い語句を詰め込むと、かえって検索順位が下がる要因になります。
表示された利用者がすぐ離脱すれば、クリック率も成約率も悪化するためです。
他社の商標や、実際には備えていない機能を語句に含めるのは規約違反にあたります。
ASINが検索対象から外れたり、アカウントに影響が及んだりする可能性もあるため、避けてください。
落とし穴3.設定ルールを確認しないまま登録する
検索キーワード欄には文字数の上限があり、カテゴリーによって基準が異なります。
上限を超えた場合、設定した内容の一部または全体が反映されないことがあります。
せっかく選定した語句が機能していないという状態は、意外なほど多く見られます。
また、句読点や記号の扱い、区切り方にも推奨される形式があります。
登録後は、設定した語句で自社商品が検索結果に出てくるかを実際に確認しておきましょう。
落とし穴4.一度設定して放置する
キーワードは、季節や流行、競合の動きによって有効性が変わります。
設定した当初は機能していた語句が、半年後には競合が増えて成果が出なくなることもあります。
定期的な見直しを前提に運用を組み立ててください。
売れない状態が続くときは、キーワード以外の要因が絡んでいる場合もあります。
商品ページ、価格、広告設計を含めた原因の切り分け方は、以下の記事で整理しています。
関連記事:Amazon中国輸入OEMで商品が売れない3つの理由はこれ!初心者が取るべき行動ステップ
市場データから見るキーワード対策の重要性
キーワード対策に時間をかける価値があるのか、市場データから確認しておきます。
市場が拡大しているということは、同時に競合も増えていることを意味します。
物販系ECは15兆円規模まで拡大している
経済産業省が2025年8月に公表した調査によると、2024年の国内BtoC-EC市場規模は26兆1,225億円となり、前年比5.1%の増加でした。
このうち物販系分野は15兆2,194億円で、EC化率は9.78%まで上昇しています。
EC化率は前年から0.40ポイント上がっており、実店舗からオンラインへの移行が続いていることがわかります。
出典:経済産業省「令和6年度 電子商取引に関する市場調査」(2025年8月26日公表)
市場が伸びても検索結果の枠は増えない
市場が拡大すれば売れやすくなる、という単純な話ではありません。
市場が伸びれば新規参入も増える一方で、検索結果の1ページ目に表示できる商品数は変わらないからです。
同じジャンルの出品数が増えるほど、1商品あたりの露出機会は減っていきます。
この状況で露出を確保する手段が、適切なキーワードの選定と配置です。
競合が手をつけていない語句を先に押さえることが、後発でも勝負できる余地につながります。
キーワードツールは、その余地を見つけるための道具だと位置づけるとよいでしょう。
まとめ
Amazonキーワードツールは、買い物客が実際に使っている言葉と、その需要量を数値で確認するための道具です。
無料ツールは候補を広げる段階まで、有料ツールは数値による絞り込みと競合の逆引きに強みがあります。
ツールを選ぶときは、Amazon.co.jpのデータに対応しているか、データ元が示されているか、競合ASINから逆引きできるかを軸に判断してください。
そのうえで、候補を広げる、絞り込む、配置する、広告データで検証するという4ステップで運用します。
重要なのは、ツールの数値を正解として扱わないことです。
最終的な判断材料になるのは、自分の商品で実際に成約した語句のデータに他なりません。
月に1回の見直しを習慣にすれば、キーワードの精度は着実に上がっていきます。
\ 今日からキーワード設計を実践に移しましょう /
読んだだけで終わらせず、まずは1商品でキーワードの見直しから始めてみてください。
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