介護職の副業は何がおすすめ?スキルを活かす仕事と在宅でできる副業を解説

「介護の仕事だけでは収入が心もとない」「空いた時間で無理なく収入を増やしたい」と考えていませんか。夜勤やシフト勤務で体力を使う介護職にとって、副業は将来への備えになる一方、選び方を誤ると体を壊しかねません。

介護職は、経験や資格を活かせる副業が豊富にあります。近年は在宅ワークの広がりで、体への負担が少ない働き方の選択肢も増えました。ただし、始める前には就業規則や労働時間、税金など知っておくべきこともあります。

この記事では、介護職が副業できるかどうかの判断基準から、スキルを活かせる副業と在宅でできる副業、確定申告や職場にバレない工夫までを順番に解説します。まずは下の表で全体像を確認してください。

確認したいポイント結論詳細
介護職は副業してもいいの?就業規則で禁止されていなければ可能法律で一律には禁止されていません。まずは勤務先の就業規則を確認することが第一歩です。
どんな副業が向いている?介護スキル系と在宅系がある訪問介護など経験を活かす仕事に加え、体への負担が少ない在宅の物販なども選択肢になります。
確定申告はいつ必要なの?副業所得が年20万円超で必要所得20万円以下でも住民税の申告は必要です。申告を怠ると追徴課税などのリスクがあります。
体力が心配で続けられるか不安…在宅でできる副業なら負担が軽い夜勤やシフトで体力を使う分、座ってできる在宅副業を選べば無理なく続けやすくなります。

この記事でわかること

  • 介護職が副業できるかどうかを判断する基準
  • 介護の経験や資格を活かせる副業の具体例
  • 体への負担が少ない在宅でできる副業の選択肢
  • 確定申告や労働時間など始める前の注意点
  • 副業が職場に発覚する原因と無理なく続けるコツ

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目次

介護職は副業できる?始める前に確認すべきこと

介護職の副業を法律が一律に禁止しているわけではありません。できるかどうかは働き方や勤務先のルールによって変わります。トラブルを避けるため、始める前に確認すべきポイントを整理しましょう。

近年は国が副業を推進する方針を打ち出し、副業を認める職場も増えてきました。介護の現場でも、休日に別の施設で働いたり、在宅ワークに取り組んだりと、すでに副業をしている人は少なくありません。まずは自分がどこまでできるのかを正しく知ることが出発点になります。

まずは勤務先の就業規則を確認する

副業を考えたら、最初に行うべきは勤務先の就業規則の確認です。国が副業を推進する流れを受けて容認する事業所は増えていますが、今も原則禁止としているところは少なくありません。

特に社会福祉法人や医療法人などの施設では、副業に関する規定が厳しい場合があるため注意が必要です。就業規則で禁止されているのに無断で始めると、懲戒処分の対象になることもあります。規定があいまいなら、自己判断せず上司や管理者に確認してから動くのが安全です。

もし就業規則で副業が禁止されている場合でも、あきらめる必要はありません。上司に「体力に問題のない範囲で」「本業に影響が出ないように気をつける」と相談することで、許可が得られることもあります。どうしても難しければ、本業と関係のない在宅の仕事を選ぶことで、競業避止義務にも触れずに取り組める可能性があります。

労働時間の合算と健康管理に注意する

見落としがちなのが、労働時間の管理です。労働基準法では1日8時間・週40時間を超える労働は原則として認められておらず、本業と副業の労働時間は合算して計算されます。合計が法定労働時間を超えないよう調整が必要です。

また、介護は体力を使う仕事であり、副業による過労は本業に影響するだけでなく、利用者の安全にも関わります。夜勤やシフト勤務で疲労がたまりやすいからこそ、休息を確保できる範囲で無理なく取り組むことが大切です。

特に注意したいのが、週の労働時間が長くなりすぎることです。過労死ラインと呼ばれる週60時間を超えるような働き方は、健康を大きく損なうおそれがあります。連勤を避け、休日はしっかり休むなど、シフトを工夫して自分の体を守ることを最優先に考えましょう。無理をして体を壊しては、本末転倒です。

同業での副業は許可が必要なことも

訪問介護や介護派遣など、同じ業界での副業を考えている場合は、特に注意が必要です。勤務先と競合関係になる可能性があり、競業避止義務に触れないか確認する必要があります。

また、施設名や利用者の情報を無許可でSNSやブログで発信すると、個人情報漏洩のリスクがある点にも気をつけましょう。同業での副業や情報発信を考えるなら、事前に勤務先の許可を取っておくのが安心です。

介護保険を利用する施設に勤めている場合、保険外の自費サービスを個人で提供することが禁止されているケースもあります。無許可で行うと労働契約違反になることもあるため、こうした働き方を検討する際は特に慎重な確認が必要です。ルールを守って取り組むことが、安心して副業を続けるための前提になります。

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介護の経験や資格を活かせる副業

まずは、介護職としての経験や資格をそのまま収入につなげられる副業を紹介します。今のスキルを無駄なく活かせるため、始めやすさが魅力です。

これらの副業は、本業と関連しているため、収入を得ながらスキルアップやキャリアの幅を広げられるのも利点です。新しい知識を一から学ぶ必要が少なく、これまでの経験がそのまま強みになります。自分の得意分野を活かせる仕事から検討してみましょう。

訪問介護(登録ヘルパー)

本業のスキルをそのまま活かせるのが、登録ヘルパーとして訪問介護を行う働き方です。利用者の自宅を訪れ、生活援助や身体介護を行います。介護職員初任者研修以上の資格が必要ですが、本業の経験がそのまま活きます。

シフトの自由度が高く、週1回・1日数時間だけ働くことも可能なため、空いた時間を活用しやすいのが特徴です。ただし、移動時間が発生する分、実働に対する報酬が低くなることもある点は理解しておきましょう。

訪問介護は、利用者と一対一で向き合うため、施設勤務とは違ったやりがいを感じられる仕事でもあります。個別ケアの経験を積むことで、本業にも活きるスキルが身につきます。将来的に独立を考えている人にとっては、その足がかりにもなる副業です。

介護施設での短時間勤務・夜勤専従

本業とは別の介護施設で、日勤パートや夜勤専従として短時間働く方法もあります。介護経験がそのまま活かせるため、時給も比較的高くなりやすいのが魅力です。特に夜勤専従は、1回でまとまった収入を得られることもあります。

ただし、本業と掛け持ちすると体力的な負担が大きくなりやすい点には注意が必要です。勤務先が副業を認めているか、また同業での副業に制限がないかを、事前に必ず確認しておきましょう。

夜勤専従は時給や手当が高く設定されていることが多く、少ない日数でまとまった収入を得やすいのが利点です。一方で、生活リズムが乱れやすく、本業との両立には工夫が求められます。自分の体調やシフトと相談しながら、無理のない頻度で取り組むことが、長く続けるうえでのポイントになります。

スキルシェア・介護系の講師

最近は、介護資格を持つ人が単発で仕事を請け負えるスキルシェアサービスも広がっています。シフトの自由度が高く、資格や経験に応じて高単価の案件を受けられることもあります。

また、介護資格のスクールや研修の講師という選択肢もあります。初任者研修や実務者研修の講師などは、副業の中でも高収入を狙える分野です。指導経験や資格が求められることもありますが、経験を活かしてキャリアの幅を広げられます。

家事代行サービスも、介護職に向いた副業の一つです。掃除や洗濯、料理、買い物など、介護の仕事と共通する業務が多いため、慣れている人には始めやすいでしょう。資格が不要で、短時間から働けるため、本業の合間に無理なく取り組めます。人と接することが好きな人にとっては、やりがいも感じられる仕事です。

資格がなくてもできる在宅・オンラインの副業

介護のスキルにこだわらず、在宅で自由に取り組める副業もあります。夜勤や立ち仕事で体力を使う本業とは別に、座ってできる仕事を持ちたい人に向いた選択肢です。

在宅の副業は、通勤時間がかからず、自分の生活リズムに合わせて働ける点が魅力です。夜勤明けや休みの日の空いた時間だけといった柔軟な取り組み方ができるため、シフト制で不規則になりがちな介護職でも続けやすいと言えます。ここでは代表的なものを紹介します。

データ入力・文字起こし

パソコンがあればできる副業として、データ入力や音声を文字にする文字起こしがあります。専門知識が不要な案件も多く、未経験からでも始めやすいのが特徴です。在宅で完結するため、外に出たくない日でも取り組めます。

単価は高くありませんが、自分のペースでコツコツ進められるため、シフトの合間や休みの日を活用しやすい副業です。まずは副業に慣れる第一歩としても向いています。

クラウドソーシングと呼ばれるサービスに登録すれば、こうした在宅の仕事を探せます。データ入力やアンケート回答から、より専門的な仕事まで、さまざまな案件が用意されています。ネット上で仕事の受注から納品、報酬の受け取りまで完結するため、人と直接会うのが難しい介護職の働き方にも合っています。

介護系ライター・ブログ運営

介護職の知識を活かせば、介護に関する記事を専門家として執筆するライティングの副業もできます。一般的なライティングより高い単価を狙えるのが魅力です。文章を書くことに抵抗がなければ、始めやすい仕事です。

ブログを運営して広告収入を得る方法もありますが、収益化までには時間がかかる点は理解しておきましょう。すぐ収入がほしいならライティング、長期的に育てたいならブログと、目的に応じて選ぶとよいでしょう。

介護の現場で得た知識や経験は、情報を求めている多くの人にとって価値があります。実際に働いているからこそ書ける具体的な内容は、読み手の信頼を得やすく、専門ライターとして重宝されます。文章を書くうちに、自分の経験を言語化する力も磨かれ、本業にも活きてくるという相乗効果も期待できます。

物販・ネットショップ運営

自宅にいながら商品を仕入れて販売する物販も、在宅で取り組みやすい副業です。フリマアプリでの不用品販売から始め、慣れてきたら仕入れ販売やネットショップへと段階的に広げられます。体力を使わず、スキマ時間で進められるのが強みです。

まずは元手をかけずに始められる方法から試すのがおすすめです。0円から始める物販の考え方は0円から始める物販で稼げる商品リストで解説しています。ただし、転売には仕入れや価格競争の難しさもあるため、注意点を知ってから始めることが大切です。せどりの落とし穴はせどりをおすすめしない理由と対策も参考になります。

物販の魅力は、体力をほとんど使わず、パソコンやスマホがあれば自宅で完結できる点にあります。夜勤明けで外に出たくない日でも、商品の出品や発送準備を少しずつ進められます。慣れてくれば、自分のブランド商品を作って販売する段階へと発展させることも可能です。長く続けられる副業を探している介護職にとって、有力な選択肢と言えるでしょう。

投資・資産運用で将来に備える

労働で収入を増やすだけでなく、NISAやiDeCoといった制度を使った資産運用で将来に備える方法もあります。少額から始められ、時間を大きく取られない点が、忙しい介護職に向いています。

ただし投資は元本が保証されるものではないため、生活資金とは分けて余裕資金で取り組むことが大切です。労働・物販・投資を組み合わせて、収入の柱を複数持つ発想が将来の安心につながります。物販を資産づくりの視点で考えるならAmazon OEMで資産形成をめざす方法も読んでみてください。

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介護職が副業を始める前に知っておく手続きと税金

副業を始めると、収入の管理や税金の手続きが必要になります。あとで慌てないよう、確定申告の基本を押さえておきましょう。

副業所得が年20万円を超えたら確定申告が必要

本業で給与を受け取っている人の場合、副業による所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。所得とは収入から必要経費を差し引いた金額を指し、物販の仕入れ代や通信費などは経費に計上できます。

所得が20万円以下でも住民税の申告は別途必要になる点には注意しましょう。申告を怠ると追徴課税などのリスクがあり、悪質だとみなされれば重い処分の対象にもなります。制度の詳細は国税庁の確定申告に関するページで確認できます。

確定申告と聞くと難しく感じるかもしれませんが、税務署の相談窓口やインターネットの情報を活用すれば、初めてでも進められます。必要な経費をきちんと計上すれば、納める税金を抑えられることもあります。面倒だからと放置せず、正しく申告することが大切です。

給与所得と雑所得で扱いが変わる

副業の収入がどの区分に当たるかで、申告の仕方が変わります。別の施設でパートとして働く場合は給与所得、フリーランスとしてライティングや物販を行う場合は雑所得や事業所得として扱われるのが一般的です。

給与を2か所以上から受け取る場合は、金額にかかわらず申告が必要になるケースもあります。自分の働き方がどの区分にあたるかを早めに確認しておくことが、あとの手続きをスムーズにします。

別の施設でパートとして働く場合、その施設からも源泉徴収票が発行されます。確定申告の際には、本業と副業の両方の源泉徴収票が必要になるため、大切に保管しておきましょう。もし副業先から源泉徴収票が交付されていない場合は、勤務先に依頼すれば発行してもらえます。書類の準備を早めに進めておくと、申告時期に慌てずに済みます。

経費の管理と帳簿づけを習慣にする

フリーランスや物販など事業性のある副業では、日々の取引を記録する帳簿づけが求められます。いつ、どこから、いくら稼ぎ、何にいくら使ったのかを正確に残しておきましょう。

会計ソフトを使えば、確定申告の負担は大きく軽減できます。領収書やレシートを月ごとに整理する習慣をつけておくと、申告時期になって困りません。所得が増えてきたら、開業届を出して青色申告を選ぶと控除を受けられる場合もあります。

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副業が職場にバレる原因と続けるための注意点

「本業の職場に知られたくない」という声は多く聞かれます。発覚しやすい原因を知り、体力も含めて無理なく続ける工夫を確認しましょう。

住民税の変化で気づかれることがある

副業が職場に発覚する原因として多いのが住民税です。副業で所得が増えると住民税額が上がり、本業の給与に見合わない税額から経理担当者に気づかれることがあります。

確定申告で住民税を自分で納める普通徴収を選べる場合もありますが、給与所得の掛け持ちでは選べないこともあり、確実に隠し通せる方法は存在しないと考えておくべきです。就業規則で認められている範囲で行うのが安心です。

特に、別の施設で給与を受け取る形の副業は、勤務先から自治体へ給与支払報告書が提出されるため発覚しやすくなります。掛け持ちは知られやすいことを前提に、そもそも副業を認めている職場を選ぶのが、後ろめたさなく続けるためのいちばんの近道です。

同僚への話やSNSから広まることも

住民税以外にも、副業のことを同僚に話したり、SNSで発信したりすることから知られるケースもあります。信頼できる人以外には話さないほうが無難です。

また、介護業界では副業先が本業に問い合わせをすることもあります。業務委託契約となる登録型の副業は、直接雇用より知られにくい傾向があります。心配な場合は、こうした働き方を選ぶのも一つの方法です。

体力の管理を最優先にする

介護の仕事は夜勤やシフト勤務が多く、体力の消耗が激しい職種です。副業でも体力を使う仕事を選ぶと、疲れが抜けないまま本業に臨むことになり、無理が続けば体調を崩しかねません。

睡眠不足や疲労がたまると、利用者の介助中にミスや事故を招くリスクも高まります。在宅でできる仕事など、体への負担が少ない副業を選ぶのも一つの工夫です。休日を完全な休養日にするなど、休息の確保を優先しましょう。

副業はあくまで副業であり、本業に支障が出ては本末転倒です。収入を増やしたい気持ちが先走って、無理なスケジュールを組んでしまうと、心身の不調につながりかねません。まずは本業をしっかり務められる体調を保ったうえで、余力の範囲で取り組むという意識を持つことが、長く続けるための土台になります。

リスクを理解したうえで無理なく始める

どんな副業にも、収入が安定しない時期や、思ったより稼げないという現実があります。特に物販のように仕入れが伴う副業では、コスト管理を誤ると利益が残らないこともあります。

また、「誰でも簡単に稼げる」といった甘い言葉で高額な契約に誘導する副業も存在します。始める前に運営元や費用、リスクをきちんと確認することが、自分を守るうえで重要です。リスクを正しく理解したうえで、小さく始めて育てていく姿勢が、副業を長く続けるためには欠かせません。自社ブランド商品を作るOEMの始め方はAmazon OEMの商品選定から仕入れまでの流れで紹介しています。

まとめ:介護職は経験を活かして無理なく副業を始めよう

ここまで、介護職の副業について、始める前の確認事項から具体的な仕事、手続きや注意点までを解説してきました。最後に要点を振り返っておきましょう。

介護職は、訪問介護や夜勤専従、スキルシェア、講師など、経験や資格を活かせる副業の選択肢が豊富です。データ入力やライティング、物販など、資格に縛られず在宅でできる副業も広がっています。

ただし、始める前には就業規則の確認が欠かせず、労働時間の合算や健康管理にも注意が必要です。副業所得が年20万円を超えたら確定申告が必要で、住民税やSNSからの発覚にも気をつける必要があります。

夜勤やシフトで体力を使う本業だからこそ、体調とスケジュールを最優先に、無理のない範囲で続けることが何より大切です。在宅でできる副業を選べば、体への負担を抑えながら収入を増やせます。

本業を大切にしながら、少しずつ収入源を増やして将来に備える。その第一歩として、まずは自分に合う副業の情報を集めるところから始めてみてください。

副業は、収入を増やすだけでなく、新しいスキルや人脈、そして「自分の力で稼げる」という自信をもたらしてくれます。介護職として培った気配りやコミュニケーション力は、どんな副業でも必ず活きる強みです。焦らず一歩ずつ、できることから積み重ねていきましょう。

まずは自分の生活リズムや体力、興味に合った副業を一つ選んで、小さく始めてみることをおすすめします。実際にやってみることで、自分に合うかどうかが見えてきます。無理のない範囲で続けていけば、収入と経験の両方を着実に広げていけるはずです。

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