Amazonで商品登録できない7つの原因と対処法!エラー別の解決手順を解説

仕入れた商品を出品しようとしたら、途中でエラーが出て先に進めない。Amazonで販売していると、この状況に一度は突き当たります。在庫は手元にあるのに売れない状態が続くため、早く解決したいところです。

ただ、同じ「登録できない」でも原因はさまざまです。許可が必要なカテゴリーだった、商品コードが足りていない、入力内容に不備がある、あるいはそもそも登録は完了していて反映を待っているだけということもあります。

この記事では、原因を切り分ける手順から、よくある7つの原因とそれぞれの対処法、そして自力で解決できないときの問い合わせ方までを整理しました。まずは下の表で全体像を確認してください。

確認したいポイント結論詳細
最初に確認すべきことは?エラーか反映待ちかの切り分け登録が弾かれているのか、登録済みで反映待ちなのかで対処がまったく変わります。
最も多い原因は?出品許可の未申請カテゴリーやブランドに制限がかかっていると、登録画面の途中で止まります。
JANコードがない商品は?製品コード免除を申請するハンドメイドや自社商品はGTIN免除の申請を行えば登録できる場合があります。
自力で解決できないときは?エラーコードを控えて問い合わせ画面のスクリーンショットと再現手順を添えると、回答までの時間が短くなります。

この記事でわかること

  • 登録が弾かれているのか、反映を待っているだけなのかを切り分ける方法
  • 出品許可やアカウントの状態が原因になっているケースと対処
  • JANコードがない場合の製品コード免除の考え方
  • 入力内容や画像の不備、既存カタログとの重複で起こるエラー
  • 自力で解決できないときの問い合わせ方と、伝えるべき情報

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目次

まず「登録できない」の中身を切り分ける

原因を一つずつ潰す前に、どのタイプの問題なのかを判断しましょう。ここを飛ばすと、必要のない対処に時間を使うことになります。

エラーで止まっているのか、反映を待っているのか

商品登録の問題は、大きく2つに分かれます。登録操作そのものが弾かれてエラーが表示されるケースと、登録は完了しているのに商品ページに反映されないケースです。

前者は原因を特定して条件を満たす必要がありますが、後者は単に時間の問題であることが少なくありません。登録した内容が反映されるまでには一定の時間がかかり、混み合う時期にはさらに遅くなります。

在庫管理の画面で該当の商品が表示されているかを確認してください。表示されているなら登録自体は通っており、反映待ちの可能性が高くなります。表示されていないなら、登録が完了していないということです。

慌てて同じ操作を繰り返すと、重複した登録が生まれて状況が複雑になります。まずは落ち着いて状態を確認しましょう。

エラーメッセージとコードを必ず控える

エラーが表示された場合、多くはメッセージとあわせてコードが示されます。このコードが原因を特定する最短の手がかりになるため、消える前に控えておいてください。

たとえば商品情報に誤りや不備がある場合、権利者やブランドの情報と製品コードが結び付いていない場合など、それぞれ異なるコードが割り当てられています。コードが分かれば、ヘルプの検索やサポートへの問い合わせが一気にスムーズになります。

画面のスクリーンショットも撮っておきましょう。後から問い合わせる際に、状況を正確に伝える材料になります。

どこで確認するか

セラーセントラルの在庫管理画面と、商品登録の履歴を確認します。一括登録を使った場合は、処理結果のレポートにエラーの詳細が出力されているため、そこを見れば原因の見当がつきます。

あわせて、アカウントの状態に警告が出ていないかも確認してください。パフォーマンスに関する通知や、提出を求められている書類がある場合、それが登録できない原因になっていることがあります。

原因1〜3:アカウントと権限に関するもの

最も多いのがこの領域です。商品や入力内容に問題がなくても、権限が足りていなければ登録は通りません。

原因1:カテゴリーやブランドに出品許可が必要

化粧品、食品、家電など、特定のカテゴリーは出品する前に許可の申請が必要です。申請をしないまま登録しようとすると、途中でエラーが表示されて先に進めません。

カテゴリーだけでなく、ブランド単位で制限がかかっていることもあります。有名ブランドの商品を扱う場合は、正規のルートで仕入れたことを示す請求書などの提出を求められます。

対処としては、まず出品可否を確認し、必要であれば申請に進みます。求められる書類はケースによって異なるため、申請画面に表示される条件を確認してください。

許可が下りるまでに数日かかることもあるため、仕入れる前に出品できるかを確認する習慣をつけておくと、在庫を抱える事態を避けられます。

原因2:出品プランの制約

小口出品のままでは、新規に商品ページを作成できません。既存のページに出品することはできても、カタログを新しく作る操作は大口出品プランが前提になります。

自社商品や、Amazonにまだ存在しない商品を登録しようとしているのであれば、プランを確認してください。あわせて、一部の機能は大口でなければ使えないため、継続的に販売するなら大口への切り替えを検討する場面が出てきます。

プランを変更した直後は反映に時間がかかることがあります。切り替えてすぐに登録できない場合は、少し時間を置いてから再度試してみてください。

原因3:アカウントの審査中や書類の未提出

アカウントを開設した直後は、本人確認や事業者情報の審査が完了していないことがあります。この状態では一部の操作が制限され、商品登録も通りません。

セラーセントラルに提出を求められている書類がないかを確認してください。住所確認のハガキや、事業者としての情報の追加提出を求められているケースがあります。

また、アカウントに何らかの問題が指摘されている場合も、機能が制限されます。通知欄と、パフォーマンスに関する画面を一通り確認しておきましょう。

権限まわりを確認する順序

この3つは、確認する順番を決めておくと効率よく切り分けられます。まずアカウントの状態に警告や未提出の書類がないかを見て、次に出品プランを確認し、最後に該当商品の出品可否を調べるという流れです。

アカウント全体に問題がある場合、個別の商品をいくら調べても解決しません。全体から個別へと範囲を狭めていくほうが、無駄な調査を減らせます。

複数の商品で同じように登録できないなら、原因は個別の商品ではなくアカウント側にある可能性が高くなります。逆に、特定の商品だけが通らないのであれば、その商品固有の条件を疑ってください。

この切り分けができるだけで、原因にたどり着くまでの時間は大きく短縮されます。

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原因4〜5:商品コードに関するもの

新規に商品ページを作る場合、多くの人がここでつまずきます。仕組みを理解しておけば対処は難しくありません。

原因4:JANコードを持っていない

Amazonで新しい商品ページを作るには、原則として国際的な商品識別コードが必要です。日本ではJANコードがこれにあたり、13桁の番号で商品を一意に識別します。

自社で企画した商品や、海外から輸入した無印の商品には、このコードがついていないことがあります。その場合、正規の手続きで自分の事業者コードを取得し、そこから商品ごとのコードを設定するのが本来の流れです。

事業者コードの取得手続きと料金は、GS1 Japan(一般財団法人流通システム開発センター)「GS1事業者コードの新規登録手続き」で確認できます。登録申請料は年間売上高と支払年数によって決まる仕組みです。

インターネットからの申請に対応しており、入金の確認後、通常は数営業日でコードが通知されます。自社ブランドの商品を継続的に出す予定があるなら、早めに取得しておくと後の作業がスムーズです。

なお、他人から譲り受けたコードや、正規に発行されていないコードを使うことは認められていません。一時的に登録できたとしても、後から問題になります。

原因5:製品コード免除の申請が必要

ハンドメイド品や、コードを取得する予定のない商品については、製品コードの免除を申請するという方法があります。登録画面で製品コードを持っていない旨のチェックを入れ、申請の手続きに進む流れです。

申請時には、商品そのものやパッケージにブランド名が表示されていることを示す画像の提出を求められます。ここで注意したいのが、シールを貼っただけの状態は認められにくいという点です。

商品本体やパッケージに印刷または刻印されたブランド表示が求められるため、シール貼りの写真を提出して却下されるケースが頻繁に起こります。撮り直しになる前に、この要件を確認しておきましょう。

また、申請するブランド名は、登録しようとしている商品情報のブランド名と完全に一致している必要があります。表記のゆれがあると却下されます。

なお、画面の構成は変更されることがあります。手順を紹介した情報が古くなっている場合があるため、うまく進めないときはヘルプで最新の手順を検索してみてください。

原因6〜7:入力内容とカタログに関するもの

権限もコードも問題ないのに登録できない場合、入力した内容そのものに原因があります。

原因6:必須項目や画像の要件を満たしていない

カテゴリーごとに、入力が必須となる項目が定められています。サイズ、素材、対象年齢、成分といった情報が求められることがあり、ひとつでも欠けていると登録が完了しません。

エラーメッセージには不足している項目が示されることが多いので、まずはそこを埋めてください。項目名が分かりにくい場合は、同じカテゴリーの既存商品がどう入力されているかを参考にすると見当がつきます。

画像にも要件があります。背景が白であること、商品が一定の割合を占めていること、文字やロゴを入れないことなどが定められており、これを満たしていないと登録できないか、後から削除されます。

入力ミスも見落としがちです。カテゴリーの選択を誤っている、コードの桁数が足りない、全角と半角が混ざっているといった単純な原因で弾かれていることもあります。

原因7:既存のカタログと重複している

すでにAmazon上に同じ商品のページが存在する場合、新規に作ることはできません。この場合は新規登録ではなく、既存のページに出品するという操作になります。

同じコードで別の商品が登録されている場合も、エラーの原因になります。輸入品では、海外の出品者がすでに同じコードで登録しているというケースがあり、この場合は既存ページの情報を確認したうえで対応を判断します。

また、商品によっては安全性に関する情報の入力が求められます。電池を含む商品や、引火性のあるものは、危険物としての情報を登録しないと出品できません。ここが抜けていて止まっているケースも少なくありません。

日本国内で販売するために必要な認証や表示が求められる商品もあります。該当する場合、書類を提出しなければ登録は完了しません。

一括登録でエラーが出る場合

商品数が多いときに使う一括登録は、ファイルの形式が原因でエラーになることがあります。テンプレートのバージョンが古い、カテゴリーに合わないテンプレートを使っている、必須列が空欄になっているといった理由が代表的です。

処理結果のレポートには、どの行のどの項目が問題なのかが出力されます。全体をやり直すのではなく、指摘された箇所だけを修正して再送するほうが早く片付きます。

また、数値の項目に単位が混ざっている、日付の形式が異なるといった細かな不一致でも弾かれます。表計算ソフトが自動で書式を変換してしまうことがあるため、保存の際は形式に注意してください。

件数が多い場合は、まず数件だけで試して通ることを確認してから全件を流すと、やり直しの手間を抑えられます。

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それでも解決しないときの進め方

一通り確認しても原因が分からない場合があります。そのときの動き方を整理しておきましょう。

時間を置いてから再度試す

原因が見当たらないのに登録できない場合、システム側の一時的な不具合という可能性もあります。短時間に同じ操作を何度も繰り返すより、少し時間を置いてから試したほうが解決することがあります。

セラーセントラルの通知や公式のフォーラムで、同様の事象が報告されていないかを確認するのも有効です。同じ問題に直面している出品者がいれば、原因も対処も共有されている可能性があります。

サポートへの問い合わせ方

自力で解決できないときは、セラーサポートに問い合わせます。このとき、伝える情報の質で回答までの時間が大きく変わります。

用意しておきたいのは、エラーコードとメッセージの全文、画面のスクリーンショット、登録しようとしている商品の情報、そしてどの操作をしたときに発生したかという再現手順です。

「登録できません」とだけ伝えても、状況の確認からやり直しになります。何をどう試したか、どこで止まったかを具体的に書くほど、的確な回答が返ってきます。

申請が却下された場合は、通知の内容から詳細を確認できることがあります。理由が抽象的で分からないときは、具体的にどの点が不足しているのかを問い合わせてください。

再申請するときの注意

却下された内容をそのまま再提出しても、結果は変わりません。何が足りなかったのかを特定し、条件を整えてから再申請してください。

画像であれば撮り直す、表記であれば統一する、書類であれば要件を満たしたものを用意するといった対応が必要です。

繰り返し却下されている場合は、そもそも申請の種類が間違っている可能性もあります。自分のケースがどの手続きに該当するのかを、もう一度確認してみましょう。

なお、待っている間も在庫は保管費用を生み続けます。解決の見込みが立たない商品については、別の販路で売るという判断も選択肢に入れてください。手続きにこだわって数ヶ月を費やすより、現金化して次に進んだほうがよい場面もあります。

新規に商品ページを作るときの事前準備

自社商品を登録する予定があるなら、あらかじめ準備しておくことで多くのつまずきを避けられます。

登録前に揃えておくもの

商品を作る段階で、Amazonの登録要件を意識しておくと後が楽になります。具体的には、商品識別コードの取得、パッケージへのブランド名の印刷、要件を満たした商品画像の撮影です。

  • 商品識別コード(自社で取得するか、免除の申請を行うか)
  • 商品本体またはパッケージへのブランド名の印刷や刻印
  • 白背景で撮影した商品画像と、使用イメージが伝わる補足画像
  • カテゴリーごとに求められる仕様や成分などの情報
  • 該当する場合の認証書類や安全性に関する情報

とくにブランド名の表示は、シールでは認められにくいという点を製造の段階で工場に伝えておく必要があります。完成してから気づくと、貼り直しや作り直しという事態になります。

また、商標を取得してブランド登録を済ませておくと、登録できる範囲が広がり、商品ページの管理もしやすくなります。

自社商品を作る流れ全体については、Amazon OEMとは?商品選定から仕入れまでのルートを物販未経験者向けに解説で解説しています。

登録でつまずかないための仕入れの考え方

そもそも登録できない商品を仕入れないという発想を持てば、この手の問題は大きく減らせます。

仕入れる前に出品可否を確認する

最も効果があるのが、購入前のチェックです。出品できるかどうかを確認してから仕入れれば、在庫を抱えたまま登録できないという事態は起こりません。

スマートフォンのアプリを使えば、バーコードを読み取るだけで出品可否を確認できます。店舗での仕入れではレジに向かう前の習慣にしてください。

あわせて、正規のルートで仕入れていることを示せる書類が入手できるかも確認しておきましょう。ブランドの制限を解除する際には、卸業者が発行した請求書が必要になります。

請求書を発行してもらえる仕入れ先については、せどりの仕入れ先おすすめランキング|電脳・店舗・卸の人気仕入れ先と選び方を解説で整理しています。

制限の多いジャンルを避けるという選択

化粧品や食品、電気製品は、法令と規約の両方で条件が厳しく設定されています。慣れないうちは、これらを避けて日用品や雑貨から始めるほうが、手続きに時間を取られずに済みます。

扱えるジャンルを広げるのは、販売実績を積んで解除できる範囲が増えてからでも遅くありません。

そして、そもそも他社の商品ページに出品する形を続ける限り、許可の申請や価格競争はついて回ります。自分の商品ページを持てば、登録の手続きは自分の管理下に入り、価格の主導権も握れます。

Amazonで安定して稼ぐための選択肢は、Amazonせどりは儲からない?Amazon物販で稼ぐ方法3選で整理しています。

まとめ

Amazonで商品登録できないときは、まず登録が弾かれているのか反映を待っているだけなのかを切り分けてください。在庫管理の画面に表示されているなら登録は通っており、時間の問題である可能性が高くなります。

エラーで止まっている場合、原因はカテゴリーやブランドの出品許可、出品プランの制約、アカウントの審査状況、商品識別コードの不足、製品コード免除の要件、必須項目や画像の不備、既存カタログとの重複のいずれかであることがほとんどです。エラーコードを控えて、該当するものから確認していきましょう。

自社商品を登録するなら、商品識別コードの取得、パッケージへのブランド名の印刷、要件を満たした画像の準備を、商品を作る段階から進めておくとつまずきが減ります。とくにブランド名をシールで貼った状態は認められにくいため、製造の段階で工場に伝えておいてください。

そして根本的な対策は、仕入れる前に出品できるかを確認することです。この一手間で、在庫を抱えたまま登録できないという事態はほぼ防げます。手続きに時間を取られる状態が続くなら、自分の商品ページを持つ方向を検討するタイミングかもしれません。

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